普段からビールや日本酒、焼酎などを飲んで、ストレスを解消しているような方は多いですが、アルコールは適量ならともかく、量が増えると肝臓に多大な負担をかけてしまうので危険です。肝臓は悪くなっても、最初のうちはあまり自覚症状はありませんが、食欲不振が続いたり、腹部膨満感、便秘、下痢、貧血などが起こったり、むくみや倦怠感、微熱などの症状が続くと、疑ってかかる必要があります。肝臓がんが進むと、お腹のしこりや圧迫感を感じることもあるので、これはおかしいと思ったら早めに病院で診てもらうことが大切です。しかし普段からがん検診を受けて、自分の体について知っておくようにすれば、急に具合が悪くなり、慌ててお医者さんのところへ行くこともなくなりますし、行った先で手遅れと言われるようなこともありません。
がん検診は時間がかかるので面倒だし、お金も取られるので嫌だと思っている方は多いですが、がんは早期発見しないと、治療が出来ないので、知らないうちにどんどん広がっていってしまいます。いくら医療技術が進歩した昨今でも、末期のがんでは手の施しようがないので、そんな状態になる前に食い止めなければなりません。それには定期的ながん検診がもっとも有効なので、まだ幼い子供がいる家庭の保護者の方は積極的に受けるようにしたいですね。がん検診では肝臓がんや肺がん、胃がん、子宮がんなどさまざまながんを見つけることが出来るので、長生きしたい方は申し込んでください。