がん検診で早期発見できる病変

がん検診を定期的に受ける事は健康な生活を送るためにとても大切な事です。がんは発生する部位にもよりますが、自覚症状が無いケースが多くあります。膵臓や肝臓に発生するガンはサイレントキラーと呼ばれていて、自覚症状が現れた頃には手が付けられなくなっている事もあります。膵臓や肝臓には痛みを感じる神経が無いため、有効な治療方法がある初期の段階で発見する必要があります。

近年の日本で女性に増加傾向があり、若齢化してきているのが乳がんです。日本人の食生活が欧米化するとともに患者が増えてきています。20代や30代の女性に発症する傾向が増加しているので、20歳を過ぎたら定期的な乳がん検診を受ける必要があります。乳がんは治療しやすく治りやすいがんでもあるので、早期発見することがとても重要です。

乳がんも自覚症状がなく、しこりなどをセルフチェックで発見し病院を受診した時には血管やリンパ節に浸潤し、腋窩リンパ節に転移している可能性があります。血管やリンパ節に浸潤してしまうと全身にがん細胞が散っている可能性が高いので、治療も全身療法となります。治療を開始できる時期によって再発するリスクを下げる事ができるので、がん検診を受ける事は命を繋ぐことになります。20代や30代に発生するがんは進行速度が速いので、過去の病歴や近い親族にがん患者がいるかどうかなどを考慮し、一年に一度から二年に一度は定期的にがん検診を受けるのが良いです。

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